フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで男女を通じて初の4連覇を狙う羽生結弦(ANA)が10日、フランスのマルセイユで同日夜(日本時間11日早朝)のフリーに向けて最終調整し、3種類の4回転ジャンプを入念に確認した。

 ショートプログラム(SP)首位の羽生は、フリーの曲をかけた練習で4回転を4度跳び、3度着氷した。その後はミスが出た4回転サルコー-3回転トーループの連続ジャンプの修正を図った。

 SP4位の宇野昌磨(中京大)は4回転フリップや4回転トーループの質を上げ、復調の兆しを見せた。