世界ランキング48位の大坂なおみ(19=日清食品)が、4大大会今季初戦で同183位のラクシカー・クムクム(23=タイ)と対戦。6-7、6-4、7-5の逆転勝ちで同大会2年連続で初戦を突破した。

 第1セットはともにサービスゲームをキープしタイブレークへ。大坂のショットにミスが目立ち2-6と点差が広がり最後は大坂のショットがアウト。クムクムが第1セットを先取した。

 第2セットは第2ゲームで大坂がこの試合初めてブレーク。その後、サーブが定まらず、リズムが崩れて8ポイントを連続で奪われるなど苦しい場面もあったが、第10ゲームで強烈なショットを決めブレーク。第2セットを奪い返した。

 第3セットは第1、2ゲームをそれぞれがブレーク。その後はキープしあう接戦となったが第12ゲームを大坂がブレークし試合を決めた。

 大坂は4大大会初出場で3回戦に進出した昨年に続き、2年連続初戦を突破した。2回戦は世界ランク9位で第9シードのジョアンナ・コンタ(英国)と対戦する。