フィギュアスケート女子の本田真凜(15=大阪・関大中)がこのほど大阪府内で、スポンサー契約を結ぶヘルスケアベンチャー「アクアバンク」(本社大阪市)のPR写真撮影に臨んだ。「研究員」をテーマに白衣姿になると、新商品の携帯式水素吸引器「KENCOS(ケンコス)2」などを手にノリノリ。約5時間の撮影に疲れも見せず「白衣は初めて着たので、すごく新鮮。なりきった感じで演技しました」と笑顔を振りまいた。

 美容、健康効果がある商品に触れ、真凜の意欲はさらに高まった。日常的に取り組む研究は「ヘアメークですね」と即答。こだわるのは薄いピンクの衣装で「ふわふわした感じにしたい」というショートプログラム(SP)と、濃いピンクを着用するフリーで違いを出すこと。以前まで「口紅の色だけだった」使い分けだが、目など他のパーツにも気を配るようになった。

 2連覇の懸かる3月の世界ジュニア選手権(台北)では、目元を色づけるアイシャドーを、地味な茶色からピンクに変えることを視野に入れているという。さらには「髪形も変えるかもしれません」と細部にもぬかりはない。