男子200メートル平泳ぎでリオデジャネイロ五輪代表の19歳、渡辺一平(早大)が2分6秒67の世界新記録で優勝した。2012年9月に鹿児島・志布志高の山口観弘(現東洋大)が出した2分7秒01の世界記録を塗り替えた。

 日本選手の競泳世界新は山口以来。この種目では北島康介が3度、世界記録をマークした。

 大分・佐伯鶴城高出身の渡辺はリオ五輪の準決勝で2分7秒22の五輪新記録を出したが、メダルを期待された決勝は6位に終わった。

 16歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)は女子200メートル個人メドレーを2分9秒98の高校新で制し、400メートル自由形も4分11秒54で勝った。

 リオ五輪男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(早大)は200メートル個人メドレー、200メートルバタフライの2種目で優勝した。