A東京が接戦の末名古屋Dに競り勝ち、東地区首位を守った。第1Qこそ26-21とリードしたが、名古屋Dの粘りに第2Qでは逆転を許す厳しい展開だった。前節に、主力センターのトロイ・ギレンウォーターとの契約を解除した影響もでたが、代役のザック・バランスキーが18得点など攻守に活躍。第4Qには、元NBAのディアンテ・ギャレットが1対1で得点を重ね、名古屋Dを突き放した。

 バランスキーは、選手名鑑の性格欄に「ざっくばらん」と書いたことがネットで話題となり、この試合でも観客席から「ざっくばらん!」と声援を浴びた。バランスキーは「ネットのフォロワーが2000人ぐらい増えた。ボクの名前で、Bリーグやチームを知ってもらえれば」と大喜び。24得点のギャレットは「後半は常に積極的にアタックしようという姿勢で臨んだのが良かった。ギレンウォーターがいなくなったのは残念だが、その分、個々がレベルアップしていくということが試合でできたから、今日は良かった」と話していた。