羽生結弦(22=ANA)が97・04点で3位発進となった。19日のフリーで巻き返しを狙う。

 宇野昌磨(19=中京大)は、ISU主催大会で自身初の100点超えとなる自己ベストの100・28点で2位、田中刑事(22=倉敷芸術科学大)は77・55点の11位。

 羽生は冒頭の4回転ルッツはうまく着氷。続く連続ジャンプは最初の4回転が2回転になった。演技後は少し悔しそうな表情をみせた。

 宇野は冒頭の4回転フリップで着氷時にバランスを崩すがこらえた。その後はしっとりした曲調にあわせた滑りきった。演技後、胸に手を当てほっとした表情、客席の声援には笑顔で応えた。

 ネイサン・チェン(米国)が103・12点で、首位に立った。