秋田ノーザンハピネッツの「百獣の王」がデビューした。2月28日に契約したレオ・ライオンズ(29)が初出場。第1クオーター(Q)から206センチ・115キロの体を生かし、リバウンドを奪い、インサイドから力強くシュートを決めた。アメリカ出身でアメリカ、イスラエル、ウクライナ、トルコ、ロシア、韓国、プエルトリコの7カ国でプレー。外でも中でもシュートを決める器用さが持ち味の助っ人だ。この日はチーム最多12得点で8リバウンド。秋田での1試合目を終えて「新しいファンの前でプレーできて良かった。でも勝てなかったのは悔しい」と振り返った。

 右腕にはライオンのタトゥーを彫り、自らの名前に誇りを持つ。コート上では闘争心を見せるが「コート外ではだらけるというか、ゆったりしている」と笑う。12日のSR渋谷との2戦目に向けて、「ファンのためにエナジーを出していきたい。勝ちたいという気持ちを出したい」と勝利を誓った。