世界ランク5位の錦織圭(27=日清食品)の4強進出はならなかった。


 マスターズ大会初Vを目指し、準々決勝で同18位のジャック・ソック(24=米国)と対戦したが、3-6、6-2、2-6で競り負けた。

 

 ソックはマスターズ大会初の4強進出で、準決勝では同16位のニック・キリオス(21=オーストラリア)が棄権したため4強入りした同10位のロジャー・フェデラー(35=スイス)と対戦する。


ミスしてポイントを失い、左手で顔をおおう錦織(ロイター)
ミスしてポイントを失い、左手で顔をおおう錦織(ロイター)

リターンする錦織(AP)
リターンする錦織(AP)

BNPパリバ・オープン組み合わせ


▼試合終了



錦 織13-6
6-2
2-6
2ソック

 

第3セット


   101112
錦 織           2
ソック       6

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第8ゲーム ソックがフォアの逆クロスのウイナーで15-0。ソックの深いショットを錦織が返せず30-0。ソックのショットがアウトし30-15。ファーストを錦織が返せず、ソックのマッチポイント。最後は錦織のリターンがネットにかかり、ソックがキープして第3セットを奪い、マスターズ大会で初の4強進出を決めた。錦織の今大会初の4強進出はならなかった。錦織のファーストサーブの確率は65%。ファーストのポイント獲得率は72%、セカンドは39%。サービスエースは4本だった


▼第7ゲーム 錦織が4本目のエースで30-0。40-15からソックのリターンミスで錦織がキープ


▼第6ゲーム ソックの5本目のダブルフォールトで15-15。ソックがフォアの逆クロスを決め30-15。錦織のバックのダウンザラインがウイナーとなり30-30。バックの打ち合いを錦織が制し、30-40とブレークチャンス。ソックの強烈なフォアを返せずジュース。2度目のジュースで錦織のフォアがアウトしソックがキープ


▼第5ゲーム 錦織がドロップショット失敗で15-15。錦織のバックが大きくアウトし15-30。錦織がラリーに競り勝ち30-30。ソックがリターンエースを決め、30-40とブレークピンチ。ネットに出てきたソックの足元へのショットを決めてジュースに粘るが、チャンスボールをスマッシュ失敗で再びブレークピンチ。ソックのバックがアウトし再びジュース。ダブルフォールトで3度目のブレークピンチ。錦織が強烈なフォアの逆クロスを決め3度目のジュース。ソックのリターンミスで錦織のアドバンテージ。錦織のフォアがアウトし4度目のジュース。錦織のサーブアンドボレーは失敗で、4度目のブレークピンチもドロップショットを決めて5度目のジュース。錦織がチャンスボールを決められず5度目のブレークピンチ。バックを狙ったアングルショットを錦織が返せず、ソックがブレーク


▼第4ゲーム 15-15からソックのフォアがネットにかかり15-30。ソックの逆を突くショットで30-30。錦織が絶妙のドロップショットを決め30-40とブレークチャンス。錦織がファーストを返せずジュース。錦織の甘いリターンをソックがフォアでたたきアドバンテージ。ラリー戦から錦織のバックがネットにかかり、ソックがブレークポイントをしのいでキープ


▼第3ゲーム 30-15から錦織のバックがネットにかかり30-30。続いてフォアがアウトし30-40とブレークピンチ。ソックのバックがネットにかかりジュース。錦織がフォアのウイナーでアドバンテージ。ファーストをソックが返せず、錦織がブレークピンチをしのいでキープ


▼第2ゲーム 0-30から4本目のダブルフォールトで15-30。錦織のリターンがアウトし15-40。ソックのフォアがネットにかかり30-40。ファーストを決めソックがキープ


▼第1ゲーム 錦織が3本目のエースをワイドに決め30-15。30-30からネットに出るがパッシングを決められ、30-40とブレークピンチ。錦織のフォアの逆クロスがアウトし、ソックがブレーク


第2セット


   101112
錦 織       6
ソック           2

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第8ゲーム ソックが3本目のダブルフォールトで0-15。15-30からソックがスマッシュを決め30-30。しかし、チャンスボールをネットにかけ錦織のセットポイント。最後はソックのバックが大きくアウトし、錦織がブレークして第2セットを奪った


▼第7ゲーム エアケイでウイナーを決め15-0。30-15からリターンエースを決められ30-30。ソックのバックがネットにかかり40-30。バックのダウンザラインがウイナーとなり、錦織がキープ。ようやく錦織らしさが出てきた


▼第6ゲーム ソックのフォアの逆クロスがアウトし0-15。30-15からネットインを錦織が全力で追い、バックのウイナーで30-30。続いてフォアのウイナーで30-40とブレークポイントも、バックがアウトしジュース。ラリー戦から甘いリターンをソックにたたかれ、続いて1本目のエースでソックがブレークポイントをしのいでキープ


▼第5ゲーム 15-15から錦織がファーストを決め30-15。ソックがフォアのウイナーを決め30-30。錦織の深いフォアのクロスをソックが返せず40-30。錦織はガッツポーズも、バックがアウトしジュース。しかし、最後はファーストをソックが返せず、錦織がキープ


▼第4ゲーム ソックが2本目のダブルフォールトで0-15。ソックのフォアがアウトし0-30。ラリー戦で錦織が競り勝ち0-40とトリプルのブレークポイント。ソックのバックがネットにかかり、錦織がブレーク


▼第3ゲーム ファーストサーブがさえ、錦織が危なげなくキープ


▼第2ゲーム 絶妙のドロップショットなどでソックがラブゲームでキープ


▼第1ゲーム 錦織がフォアのウイナーで15-0。フォアのクロスのウイナーも決まり40-15。最後はソックがファーストを返せず錦織がキープ。本来の調子を取り戻したか


リターンする錦織(AP)
リターンする錦織(AP)

第1セット


   101112
錦 織          3
ソック       6

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク


▼第9ゲーム 錦織がチャンスボールを大きくアウトし0-15。ソックがサーブで圧倒し、ラブゲームでキープして第1セットを先取。錦織は今大会で初めてセットを落とした


▼第8ゲーム 第7ゲームまで錦織のセカンドサーブのポイント獲得率が29%と苦しい展開。ソックは80%。フォアのウイナーなどで錦織がラブゲームでキープ


▼第7ゲーム ソックが圧倒してラブゲームでキープ


▼第6ゲーム 錦織が危なげなくキープ


▼第5ゲーム ソックが強烈なショットなどで危なげなくキープ


▼第4ゲーム 錦織が左右に振ったショットからスマッシュを決めて15-15。15-30からダブルフォールトで15-40とダブルのブレークピンチ。30-40から錦織がワイドへエースを決めてジュース。バックの打ち合いを制して錦織がアドバンテージ。続いてセンターへエースを決め錦織がキープ


▼第3ゲーム 30-0から錦織が強烈なフォアで30-15。ソックのダブルフォールトで40-30も、錦織がファーストを返せずソックがキープ。ソックの高く弾むショットに錦織がリターンミスする展開が続く


▼第2ゲーム 錦織がダブルフォールトで0-15。ソックのスピンの効いたストロークに手を焼き、0-40とトリプルのブレークピンチ。錦織はラケットを替え1ポイントを返すが、ソックがフォアのダウンザラインのウイナーを決めてブレーク


▼第1ゲーム コイントスに勝った錦織はレシーブを選択。ソックのサーブで試合開始。ソックのフォアが連続してネットにかかり15-30。さらにバックもアウトし、いきなり15-40と錦織のブレークチャンス。30-40から錦織のフォアがアウトしジュース。錦織の連続ミスでソックがブレークポイントをしのいでキープ