平昌冬季五輪の出場枠を懸けた混合ダブルスの世界選手権第3日が行われ、小笠原歩と阿部晋也の日本は1次リーグA組第3戦でクロアチアに11-2で圧勝し、2勝1敗とした。

 日本は「勝たなければいけない試合」(阿部)と臨んだクロアチア戦で11-2と圧勝した。

 第2、3エンドでそれぞれ4得点。狙った位置にショットを決め、一方的な展開へ持ち込んだ。第6エンドではハウス(円)手前にストーンを置き、相手に思うようなショットをさせず2点を追加。9点差をつけ、2エンドを残して相手をギブアップさせた。

 小笠原、阿部ともに2人のショットの成功率が80%を超え、安定感が出てきている。小笠原は「相手とは技術的には差があったかもしれないが、だからこそきっちり勝ちたいなと思っていた」と満足そうだった。