リオデジャネイロ五輪柔道女子70キロ級金メダルの田知本遥(26=ALSOK)が11日、自身のツイッターで五輪後初の実戦となる全日本実業団体対抗大会(6月3~4日、富山・アルビス小杉総合体育センター)への思いを明かした。

 「小杉は私が育った町です。その畳の上で試合できる事に必然を感じましたし、またお世話になっている会社のためにも出場を決めました。勿論自分のためでもあります。試合を準備するまでの過程でどんな気持ちになるかを知りたくて。挑戦して確かめたい」とつづった。

 田知本はリオ五輪の柔道女子で唯一、金メダルを獲得した。第一線を離れて休養しており、8月末からの世界選手権(ブダペスト)の代表には入っていない。個人戦は11月の講道館杯全日本体重別選手権からの復帰を目指している。