Bリーグの初代王者を決めるチャンピオンシップ準決勝に進出したアルバルク東京が17日、19日からの川崎ブレイブサンダース戦に向けて都内の府中スポーツセンターで会見を行った。

 昨季NBL覇者の川崎とは、今季は全日本総合を含め3度対戦し1勝2敗。NBL時代を含め、ライバル関係にあり、センターの竹内譲次は「ボクは今季から加入だけど、川崎には(今季得点王の)ファジーカスが加入した12年からビッグマッチは負け続けていると聞いている。歴史を変えたい」と熱く語った。

 エースの田中大貴は「川崎はここ数年必ずファイナルに行っていつも優勝争いしているチーム。負けたくない気持ちが強い。個人的にも全日本総合で悔しい思いをしている。勝ち方を知っているチームだが、ここまできたら自分たちにもチャンスはある。目の前の1戦に集中することだけを考える」と厳しい表情で話していた。

 伊藤ヘッドコーチは「川崎はこちらがやりたいディフェンスをしても決めてくる相手。決められても集中力を切らさず、次のプレーに集中してプレーするよう戦いたい」と、集中力を勝負のカギに挙げた。