世界ランク9位で第7シードの錦織圭(27=日清食品)が、初戦となった2回戦で同30位のダビド・フェレール(35=スペイン)を7-5、6-2で下し3回戦に進出した。対戦成績は10勝4敗となった。

 前週のマドリード・オープン3回戦に続くストレート勝ちとなったが、錦織は同大会の準々決勝(ジョコビッチ戦)で右手首痛のため棄権していた。

 試合後の錦織は「コンディションが先週と違うので1セット目は手こずった。コートが重いので(前大会の)マドリードみたいに攻めることは難しいけどしっかりポイントを積み重ねて、取れたので良かった。ラッキーもあった。相手のミスもあって自分の流れに乗れた。修正するところはまだまだある。(右手首痛は)全く問題ない。大丈夫だと思います」とコメントした。

 3回戦は、同34位デルポトロ(アルゼンチン)と対戦する。