テニスの男子ツアーを統括するATPは25日、シーズン最終戦となるATPツアー・ファイナルの大会スポンサーとして日本企業の日東電工と新たに4年契約を結んだと発表した。大会名には社名「Nitto」が冠され、期間は2017年から20年まで。契約額は公表していない。これまでは英金融大手バークレイズが契約していた。開催地をロンドンで20年まで継続することも決まった。

 同大会は年間成績の上位8人で争われる世界最高峰のトーナメント。第1回はマスターズの名称で1970年に東京で開催され、09年から現在の名称としてロンドンで行われている。今季は11月12~19日に開催される。

 昨年はシングルスで当時世界ランキング5位だった日本のエース錦織圭(日清食品)が準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、初の決勝進出を逃した。