フィギュアスケート女子の三原舞依(18=シスメックス)が17日、グランプリ(GP)シリーズ第5戦フランス杯(グルノーブル)の本番会場でショートプログラム(SP)前の公式練習に臨んだ。

 これまでのイメージから変化を意識しているSP「リベルタンゴ」の曲をかけての練習では、曲調に合わせたキレのある動きを披露。ルッツ-トーループの連続3回転、ダブルアクセル(2回転半)、3回転フリップのジャンプもしっかりと決め、スタンドを埋めた地元の子どもたちからは歓声が上がった。

 GP第3戦の中国杯ではSP7位と出遅れて、フリーで巻き返したものの4位となった。課題のSPについて、16日には「表現の面では『強い三原舞依』という考えをちょっと置いておいて、新たな考えを頭に意識しながら滑るように心がけています」とイメージチェンジを図っている。

 女子SPは17日午後3時4分(日本時間同日午後11時4分)から始まる。