フィギュアスケート女子で世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワが平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場選手の選考会となるロシア選手権(21日開幕・サンクトペテルブルク)に出場すると、同国連盟のコガン理事長が17日までに明らかにした。ロシア通信が報じた。

 同連盟は11月に、メドベージェワの右足中足骨にひびが入っており、治療中とのインタビュー記事を発表。12月9日まで名古屋市で行われたグランプリ(GP)ファイナルは欠場した。

 ロシアは、国ぐるみのドーピング問題による国際オリンピック委員会(IOC)の処分で、同国選手団としての平昌五輪参加を禁じられた。潔白を証明するなどIOCが決めた条件を満たした選手は、個人資格で参加することができる。