田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は80・17点で14位につけた。

 平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)18位の田中は最後の落とし穴にはまった。4回転サルコー、2連続3回転ジャンプを決めた後に、トリプルアクセル(3回転半)が空中でほどけ「スケーティングから勢いがなかった」と2回転半に。大会直前に靴が壊れるアクシデントがあり「ジャンプは全部心配だった」。来季の世界選手権3枠確保へ「フリーでは逆転する気持ちでやらないと」と自らを鼓舞した。