東京五輪予選を兼ねた19年W杯中国大会のアジア2次予選で、世界ランク49位の日本が、同25位のイランに70-56で完勝した。

ともに米国で活躍する渡辺雄太(23=メンフィス・グリズリーズ)、八村塁(20=米ゴンザガ大)の黄金コンビが躍動した。4点ビハインドで折り返した後半スタートで八村、渡辺が続けて得点し、八村の外角シュートで逆転。日本はそのまま勢いに乗り、3クオーターだけで57-43と一気に突き放した。

18得点、2リバウンド、3スティールと活躍した渡辺だったが、試合後のインタビューではいきなり謝罪した。「みなさん期待されたと思いますが、そんなに活躍できず、すいませんでした」と頭を下げた。続けて「後半に立ち直って、強豪イランを倒せたのは、みなさんの声援のおかげです」と満員の観衆に感謝した。

八村塁とともに、米国から帰ってきた、助っ人2人が、強豪イラン撃破につながった。