フィギュアスケートと女優を両立する本田望結(16=プリンスホテル)が3日、今春進学した青森山田高からのエントリーで初の競技会に臨んだ。

ショートプログラム(SP)のみで競われる青森県高校選手権(フラット八戸)に出場し、41・62点の2位。今春に大阪・関大中を巣立った本田は、学業、スケート、女優業の全てに取り組むことができる環境を求め、姉で元世界ジュニア女王の真凜(19=JAL)が卒業した青森山田高へ進学していた。

この日は国体青森県予選会少年女子A(フリーのみ)にも出場し、75・65点の3位だった。青森県高校選手権は57・25点、国体青森県予選会は106・96点で、ともに渡辺倫果(18=青森山田高)が優勝した。

本田は今季シニアデビュー。プリンスホテル所属のため、全日本選手権(12月、長野)に向けた予選会は東京で出場している。10月の東京選手権では12位となり、全日本出場を懸けて6日から東日本選手権(山梨・小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)に臨む。