第63回国民体育大会「チャレンジ!おおいた国体」(大分国体)は27日、大分市の九州石油ドームで開会式を行い、開幕する。

 大分では42年ぶりの開催で、47都道府県から選手団約2万2000人が参加、陸上やソフトボールなど34の正式競技と公開競技の高校野球を実施する。2006年から夏季と秋季が統合されたが、今大会は競泳など一部競技が先行開催された。

 北京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表のエース上野由岐子(群馬・ルネサス高崎)や陸上男子400メートルリレーで銅メダルに輝いた末続慎吾(熊本・ミズノ)らの五輪代表が出場する。開会式の選手宣誓は地元大分で陸上男子の成迫健児(ミズノ)らが務める。