北京五輪の男子マラソンで金メダルを獲得したサムエル・ワンジル(ケニア)は27日、次回のマラソンについて来年3月の東京か4月のロンドンに出場する意向を明らかにした。来日中のワンジルは「次のマラソンで自己ベストを更新したい」と抱負を述べた。

 また、9月のベルリンで2時間3分台の世界新記録を樹立したハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)が来夏の世界選手権(ベルリン)に出場する意向を示していることを受け、ワンジルは「ゲブレが出るなら勝負したい」と直接対決を熱望した。

 既に福岡とケニアを拠点にプロランナーとして活動する方針を発表しており、日本企業のスポンサーも近く発表される。