<陸上:全日本実業団対抗選手権>◇26日◇岡山県陸上競技場

 女子1万メートル競歩で、川崎真裕美(富士通)が日本新を樹立した。43分21秒90でフィニッシュし、自己の記録を30秒以上も更新。3年連続6度目の優勝で、出場10回目の記念を最高のかたちで飾った。8月の世界選手権(ベルリン)は歩型違反で失格になっており「ここ1年、トップスピードでも崩れないフォームを課題にしていたのに失格して、実力を知った。それで向上心に火が付きました」と話していた。