日本レスリング協会は20日、日体大の男子部員が強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された事件を受けて東京都内で臨時理事会を開き、無期限の対外活動禁止や部長解任などを決めた日体大の学内処分を追認し、追加処分については継続審議とした。

 同協会の福田富昭会長は「厳しい意見が多く出た。無期限とは半年や1年ぐらいの(短い)ものではない。厳しい姿勢で対応していく」と話した。今後は対外活動禁止の期限や、企業に所属しながら日体大大学院に通う選手を処分の対象に含むかどうかなどを検討していく。