<フィギュアスケート:世界選手権>◇5日目◇27日◇イタリア・トリノ
2年ぶりにタイトルを奪回した浅田真央(19=中京大)は、落ち着いた表情で感想を語った。
-結果について
浅田
今回はショートプログラムとフリーを両方ともパーフェクトに滑ることが目標だった。演技後はそれがほぼできてうれしかったが、その後に金メダルがついてきたので、またすごくうれしくなった。
-フリーの演技は
浅田
前半はジャンプに集中して、後半は力強さをステップに込めた。ステップは一番の出来だった。『鐘』のプログラムは最後だったので、いい演技で終わりたいと思った。五輪よりいい演技ができた。
-五輪の雪辱にも
浅田
五輪の悔しさはこの試合で晴らすことはできない。でもジャンプに関しては(五輪で)跳べなかったものを跳びたいと思っていたので、それはしっかりできた。終わった時はやり切ったという気持ちだった。
-来季の体制は
浅田
まだ分からない。ジャンプの種類を増やせると思うし、やらなきゃいけない要素もたくさんある。決めていないが、技術面をしっかり見てくれる先生を探している。