<アメリカンフットボール:ジャパンXボウル・第25回日本社会人選手権・オービック24-17富士通>◇19日◇東京ドーム
オービックシーガルズが24対17で富士通フロンティアーズを下し、2年連続6度目の優勝を飾った。優勝6回はパナソニックに並ぶ最多タイ、連覇は5チーム目(6度目)の快挙となった。MVPにはオービックWR木下典明(28=立命大)が輝いた。オービックは来年1月3日に東京ドームで行われる日本選手権「ライスボウル」で、学生王者の関西学院大学ファイターズと顔を合わせ、日本一を目指す。
オービックは前半大苦戦。第1Q、富士通に先制TDを許し、第2QにFGを返すに止まった。しかし、第3Q、富士通にFGを奪われた直後の、木下のキックオフリターンTDでエンジンがかかった。第4QにはQB菅原から木下へのTDパスで逆転。さらに木下がもう1本TDパスを受け、富士通の反撃をQB出原のTD1本に抑えて逃げ切った。
【オービック大橋誠ヘッドコーチの話】
本当に今年は3月11日からいろいろな形で苦しい年だった。選手が強い意志をもってやってくれた。ほめてやりたい。
【決勝】
オービックシーガルズ
24(0・3・6・15)対17(7・0・3・7)
富士通フロンティアーズ<主催>日本社会人アメリカンフットボール協会、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社<特別協賛>大正製薬株式会社