<フィギュアスケート:全日本選手権>◇24日◇大阪なみはやドーム◇女子SP

 浅田真央(21=中京大)が2位発進した。トリプルアクセル(3回転半)を封印した演技は大きなミスもなく、65・40点。首位に立った村上佳菜子(中京大中京)の65・56点に0・16点差で、観客は総立ちとなり大きな歓声に包まれた。

 9日に母匡子さん(享年48)を亡くしたばかり。浅田は「ホッとした感じです。いつも通りと思っていたけど、なぜかいつもと違う緊張があった。今までとは気持ちが違う感じがしました。たくさんの方が見守っている気がしました」と振り返った。

 25日のフリー滑走順は、SP2位の浅田は22番、首位の村上は最終24番滑走となった。3位の鈴木は19番。フリーはSPの上位24人で争われる。