ラグビーの大学選手権は25日に東京・秩父宮ラグビー場などで準々決勝が行われる。関東学院大(リーグ戦3位)は、3年ぶりに早大(対抗戦2位)と対戦する。

 関東学院大は97年度から10大会連続で決勝進出し、過去6回の優勝を誇る。うち01年度から6大会連続で、決勝の相手は早大だった。そんな「好敵手」の間柄だったが、関東学院大は最近3大会すべて1回戦負け。今回は最後に優勝した06年度以来の準々決勝だ。

 桜井勝則監督は「選手には、いつも以上の力を出さないと勝てないよ、と言ってあります。早稲田のやってくることを、すべてはね返さないと」と話す。

 既にリーグ戦グループは流通経大、東海大、大東大、法大が1回戦負け。唯一勝ち残っているだけに、WTB小林直哉(4年)は「リーグ戦の意地を見せたい」と意気込んでいた。