16日から始まるテニスの4大大会今季初戦、全豪オープン開幕を翌日に控えた15日、日本のエースで世界26位の錦織圭(22=フリー)は、午前と午後1時間ずつ、会場で練習を行い、本番に向けた準備を整えた。初戦の相手は、同107位のロベール(フランス)。過去の対戦はないが、錦織は「自分の調子も上がってきている。自分のテニスができれば大丈夫」と、2年連続での初戦突破に自信をのぞかせた。

 68年オープン化(プロ解禁)以降、女子の大会最年長勝利に挑む41歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)も、この日、しっかりと練習をこなした。昨秋、一時は100位以下に転落した世界ランクもトップ100に戻し「今回は必死にもがいて立ったスタートライン。生かしたい」と、復帰後、全豪初勝利に意欲的だった。