柔道の世界選手権で男女各7階級で1カ国・地域2人までとなっている出場選手枠が、来年のリオデジャネイロ大会から削減される方向となったことが15日、分かった。国際柔道連盟(IJF)幹部が明らかにした。最大で男女9人ずつとなる見込み。1階級に代表1人ずつを選び、残る2枠は各国・地域の判断に委ねるという。IJFのビゼール会長は「出場選手が増えたことで試合が多すぎる」と話しており、ロンドン五輪後に最終決定する。1階級2人代表制は一昨年の東京大会から導入された。