<テニス:全豪オープン>◇6日目◇21日◇オーストラリア、メルボルン・ナショナルテニスセンター

 男子シングルス3回戦で第24シードの錦織圭(フリー)が世界ランキング39位のジュリアン・ベネトー(フランス)に4-6、7-6、7-6、6-3で勝ち、全豪で初の16強入りを決めた。全豪で日本男子が3勝するのは1932年の佐藤次郎以来80年ぶり。

 日本男子の全豪16強は68年のオープン化以降初めてで、錦織は4回戦で第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦する。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)も4回戦に進んだ。

 女子ダブルス2回戦で森田あゆみ(キヤノン)藤原里華(北日本物産)組はイベタ・ベネソバ、バルボラ・ザフラボバストリコバ組(チェコ)を6-4、3-6、7-5で下した。

 女子シングルス3回戦は昨年のウィンブルドン選手権覇者のペトラ・クビトバ(チェコ)や第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)が勝った。