<男子テニス:国別対抗戦デ杯ワールドグループ1回戦・日本-クロアチア>◇初日◇10日◇兵庫・ブルボンビーンズドーム

 27年ぶりのワールドグループ復帰を果たした日本は2試合目のシングルスで、世界ランキング20位の錦織圭(フリー)が同43位のイボ・カロビッチに4-6、4-6、3-6のストレートで敗れ、通算1勝1敗となった。

 8強入りした全豪オープン以来の試合となった錦織は、第1セットの第9ゲームでブレークを許して主導権を奪われた。第2セット以降も長身のカロビッチが放つ高速サーブに苦しんだ。

 最初のシングルスでは、世界90位の添田豪(空旅ドットコム)が同55位のイワン・ドディグに6-7、3-6、6-4、6-3、7-5で逆転勝ちし、1981年の現行制度以降、日本にWG初勝利をもたらした。

 シングルス4、ダブルス1の計5試合で先に3勝したチームが準々決勝進出。11日はダブルス1試合を行う。