<W杯スキー:複合>◇個人第15戦◇11日◇カザフスタン・アルマトイ

 5日の第14戦でW杯を初めて制した23歳の渡部暁斗(北野建設)が3位に入った。今季5度目の表彰台で、個人総合は3位から2位に浮上した。

 前半飛躍(HS140メートル、K点125メートル)で135メートルを飛び、首位に立った。2位と1秒差で発進した後半距離(10キロ)は終盤までトップを争ったが、最後に遅れた。飛躍12位のミッコ・コクスリェン(ノルウェー)が今季2勝目となる通算3勝目を挙げた。

 渡部暁の弟善斗(早大)が19位、加藤大平(サッポロノルディックク)は22位、湊祐介(東京美装)は28位だった。