飛び込みで5大会連続の五輪出場を目指す男子の寺内健(ミキハウス)ら日本代表が16日、ロンドン五輪出場枠が懸かるワールドカップ(20~26日・ロンドン)に向け、成田空港から出発した。2008年北京五輪後に一度引退し、現役復帰した寺内は「新鮮な気持ちで戦って、5位以内を目指す」と意気込んだ。

 日本勢は昨年の世界選手権(上海)で五輪出場枠を獲得できず、今回がラストチャンス。日本水連は上位で出場枠を獲得した場合に限って五輪代表とする厳しい条件を設定している。北京五輪に続く出場を狙う女子の中川真依(金沢学院大大学院)は「絶対に五輪に出たい気持ちが強い。強気で戦いたい」と緊張した面持ちで話した。