ロンドン五輪出場を逃したバスケットボール男子日本代表の新監督に就任した日本リーグ、アイシンの鈴木貴美一監督(52)が9日、東京都内で記者会見し「若手の育成とガードやフォワードの大型化が必要。2014年の世界選手権出場を目指す」と再建への意欲を語った。

 20人の代表候補には史上最年少の15歳、角野亮伍(静岡・藤枝明誠高)ら高校生が2人、大学生が5人入った。主力だった田臥勇太(リンク栃木)柏木真介(アイシン)は年齢などを理由に外れた。

 鈴木監督の補佐やジュニア世代の育成を担当するコーチとして、日本リーグの北海道を昨季率いたドイツ人のトーステン・ロイブル氏(40)が就任した。