卓球の石川佳純(19=全農)が8日、ワールドツアー・グランドファイナルが行われた中国・杭州から帰国した。

 石川はU-21(21歳以下)女子シングルスで優勝。団体銀メダルに輝いたロンドン五輪以来となる海外での試合に「緊張したけれど、今年最後の大会で勝ててホッとしています」と話した。もっとも、続いて出てくるのは反省の言葉ばかり。「コースどりが甘い。相手のサーブへの対抗もダメ。試合の中でできていないことが多かった」。優勝はしたものの、内容には満足していない。「課題の多かった試合。しっかりと練習して、もっと強くなりたい」。

 次の目標は来年1月の全日本選手権。前回は決勝で福原に敗れているだけに「リベンジしたい」と話していた。