ソチ五輪出場一番乗りを果たした女子アイスホッケー日本代表は12日、最終予選開催地スロバキアから成田空港着の航空機で凱旋(がいせん)帰国した。テレビカメラ10台、報道陣とファンら約150人が集結。20人の代表選手たちは、様変わりした風景に驚きを隠せなかった。

 大沢ちほ主将(21=三星ダイトーペリグリン)は「オリンピック出場の実感がわいてきた。五輪ではメダルを狙っていきたい」と決意をあらたにした。予選を中継したNHKが視聴者からニックネームを募集。「白雪」「つばき」「氷上のなでしこ」ら候補に挙がるが、大沢主将は「選手たちは“スマイルジャパン”を希望している」と話した。チームは1度解散し、3月に世界選手権(4月、ノルウェー)に向けて合宿に入る。