卓球の世界選手権個人戦(5月13~20日・パリ)に向けて、代表チームが26日、都内で練習を公開した。

 シングルスでは、福原愛(24=ANA)はカットの選手と練習。ダブルスでは平野早矢香(28=ミキハウス)と組み、息のあったプレーを見せた。練習後には「調子は順調に上げられてきています。合宿では場面によっていろいろと練習ができるので、楽しいです」と笑顔を見せた。

 男子の丹羽孝希(18=明大)は、吉村真晴(19=愛知工大)と練習して汗を流した。今年の全日本選手権男子シングルス王者として臨む大会になるが「世界選手権に全日本優勝は関係ないので、気にしないで臨みます」とさらり。松平健太(22=早大)と組む男子ダブルスに関しては「僕らにもチャンスはあると思う。目標は優勝です」とあらためて宣言した。