全日本柔道連盟(全柔連)が25日に開いた評議員会で、代表監督の任期は最長2期8年とし選考委員会を設置して理事会で決定するなどの選出方法が報告された。国際大会に出場経験があって社会通念を持ち、品格を備えていることなどを登用基準とする。

 脚取りの完全禁止、1人審判員制などの新ルールを9月の全日本ジュニア体重別選手権と11月の講道館杯全日本体重別選手権で採用することも報告された。いずれも国際大会につながる大会でより厳正な選考を行うため。国際柔道連盟(IJF)が2月に試験導入した新ルールは、5月の全日本選抜体重別選手権で国内初実施され、8月開幕の世界選手権(リオデジャネイロ)後に正式決定する。

 2014年の全日本選抜体重別は従来の5月から3年ぶりに4月開催となる。