日本バスケットボール協会が2020年東京五輪出場を目指す男子日本代表の新監督に、昨季まで青学大を率いた長谷川健志氏(54)を起用する方針を固めたことが7日、関係者の話で分かった。長谷川氏は国内トップリーグでの監督経験はないが、若手への指導力を評価した。

 長谷川氏は監督を務めた07年のユニバーシアード・バンコク大会で竹内公輔(現トヨタ自動車東京)譲次(現日立東京)兄弟らを擁して4強入りに導いた。青学大では13年の全日本総合選手権で日本リーグの北海道を破って準々決勝に進んだ。

 日本代表は1976年モントリオール大会を最後に五輪出場がなく、昨年8月のアジア選手権では9位に終わるなど低迷が続く。20年五輪も開催国枠での出場は保証されていない。