柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)に男子90キロ級の西山大希(23=新日鉄住金)が団体戦メンバーとして代表入りしたことが8日、分かった。同級の個人はベイカー茉秋(東海大)が出場する。

 世界選手権の団体戦は男女とも体重別5人制で争われる。関係者によると、団体戦のみの参加は認められているという。昨年の日本男子は3位に入ったものの、負傷者が出て4人での闘いを強いられた。

 井上康生監督は「いろいろな事態を想定しての措置であるとともに、今後の西山への期待感もある」と説明した。

 西山はロンドン五輪出場こそ逃したが、世界選手権は2010、11年と銀メダルに輝いている。