韓国の聯合ニュースは21日、2018年平昌冬季五輪組織委員会の金振■会長が辞意を表明したと報じた。来年10月までの任期を残しての突然の表明で、辞意の背景をめぐり臆測を呼んでいる。

 金会長は「冬季五輪の準備は後半にさしかかっている」とし、「この重大な時期に新しいリーダーシップの下で今後の課題に対応していくのが望ましい」と理由を説明した。

 金氏は平昌を含む江原道の元知事で、同五輪招致に尽力。組織委の初代会長となり、昨年10月に再任された。聯合ニュースによると、最近、監査院の監査を受けた組織委では副会長が辞任しており、金会長の辞意表明もこれに関係しているとの観測が出ている。※■は先を横に2つ並べる