体操の世界選手権(10月、中国・南寧)男子代表が2日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで試技会を報道陣に公開した。

 個人総合5連覇を狙う内村航平(コナミ)は、6種目合計92・600点と持ち前の安定感を見せつけた。14・950点のつり輪を除く5種目で高得点の15点台を並べ「体の切れはすごく良かった」と好調ぶりをアピールした。

 跳馬は挑戦していた「リ・シャオペン」から難度を下げて「ヨー2」に戻した。「一瞬で終わる種目なので考えずに跳びたい。着地でまとめればいい」と完成度で勝負する。