早稲田スポーツ新聞会創刊55周年を記念した講演会「2020東京五輪・パラリンピックと早稲田」が5日、早大大隈記念講堂で行われた。

 第1部では東京五輪・パラリンピック組織委員会参与の間野義之教授が「オリンピック・レガシー」について講演。

 2部では間野教授と同組織委理事で元バレーボール女子米国代表でのヨーコ・ゼッターランド氏、早大科学学術員の宮内孝知教授らによるパネルディスカッションが行われた。

 ディスカッションには20年パラリンピック出場を目指す陸上の芦田創、卓球の岩渕幸洋の現役早大生も参加。「五輪と早大」「パラリンピックと早大」についても語られた。

 間野教授は「成熟した都市で行われる20年大会では、無形のレガシーを残すことが大切」と強調。宮内教授は20年に向けて「五輪を傍観するのではなく、かかわりを持って迎えて欲しい」と話していた。