<柔道:グランドスラム東京2014>◇最終日◇7日◇東京体育館◇男子100キロ級ほか

 日本男子の課題とされる100キロ級は、出場4選手がそろって敗退した。1回戦で敗れた世界ジュニア3位のウルフ・アロン(18=東海大)は「悔しい」と話し、2回戦敗退の世界ジュニア王者、後藤隆太郎(20=慶大)は「もっと強い選手になりたい」と言った。

 期待された羽賀龍之介(23=旭化成)も2回戦、講道館杯優勝の高木海帆(24=JRA)も3回戦で姿を消す低調ぶり。

 同級は選手に刺激を与える狙いもあって世界選手権への派遣を見送ったが、その成果もなし。

 井上康生監督(38)は「悔しい気持ちでいっぱい。自分自身の力のなさを感じました」と話していた。