<バレーボール:W杯女子大会>◇初日◇4日◇広島サンプラザホール◇観衆4000人

 敗戦の中で、江畑幸子(日立)と新鍋理沙(久光製薬)の21歳コンビが躍動した。ともにスタメン起用され、江畑はチームトップの19本のスパイクを決めた。真鍋政義監督(48)も「江畑は非常にスパイクの成功率も良かったので、代えませんでした」と合格点を与えた。

 それでも大事な初戦を落として、ともに浮かない表情。新鍋が「すごく大事な試合でミスが多く、自分たちのバレーができなかった」と言えば、江畑も「ライト側のブロックが低くて、後半は意識して上から打った。納得はしていないです」と笑みはなかった。