卓球の世界選手権個人戦(来年4月28日開幕、横浜アリーナ)男子代表の選考会が24日、都内で行われ、08年世界選手権代表の大矢英俊(20)、初代表となる松平賢二(19=ともに青森大)が内定した。候補者24人を2リーグに分け、上位3人ずつ計6人によるトーナメントを勝ち抜いた。大矢は自ら「野獣王子」と称するほど、試合中に大声で叫ぶことで有名。だがこの日は得点を決めても黙る場面があり「たまに黙ることで相手が『あれ?』と動揺する。戦略の1つです」と話した。他の代表には韓陽、水谷、吉田が内定している。残る枠は2つで、来年1月の全日本選手権後に決定する。