北海道ハイテクACコンビの「ベルリン仕様」が固まった。15日にドイツで開幕する陸上世界選手権の女子100、200メートル代表福島千里(21)と、同100メートル障害代表の寺田明日香(19)が3日、所属する北海道ハイテクノロジー専門学校(恵庭市)で行われた壮行会に出席した。福島は「頑張って1本でも多く走りたい。北京(五輪)で扉を開けた。ロンドンまで快進撃を続けたい」と意気込みを口にした。

 「ベルリンスペシャル」でドイツへ乗り込む。前日2日には日本を強調するため、茶色だった髪の毛をともに黒に染め直した。福島はドイツ国旗をあしらったネイルアートを完了。寺田も施すことを決めている。初めてネイルアートに挑戦する寺田は「せっかくなので新しい気持ちで頑張りたい」と気持ちを高ぶらせるための要素にする構えだ。“モデルチェンジ”を図り6日、決戦の地へ出発する。