バドミントンの潮田玲子とのペア「オグシオ」で人気を集め、昨年1月に引退した北京五輪代表の小椋久美子さん(27)が結婚することが決まった。23日、所属事務所が明かした。相手は、ラグビーのトップリーグ、神戸製鋼のCTB山本大介(28)。小椋さんは、山本の実兄・学さんが代表を務める事務所に所属している。

 バドミントン協会関係者によると「同じ関西ということもあり、北京五輪前から知り合いだったようだ」という。親密な交際に発展したのは、小椋さんが引退し、山本の兄の事務所に所属した昨年5月以降だという。すでに2人は山本の神戸市内の自宅で同居中だ。結婚が決まったのは今月に入ってからだという。小椋さんは現役時代から、必ず自炊をするほどの料理好き。「その手料理で、(山本を)もてなすことも多かったようだ」(同関係者)。

 まだ挙式の予定はないというが、3月には親しい仲間で披露パーティーを計画している。小椋さんは現在、バドミントンの普及のために、講演活動などをこなしている。またミクロネシア連邦をたびたび訪れ、スポーツ振興にも情熱を注いでいる。