W杯で1次リーグ敗退に終わったラグビー日本代表の次期ヘッドコーチ(HC)候補、トップリーグ・サントリーのエディー・ジョーンズ監督(51)が、就任に前向きな考えを示した。<ジョーンズ氏一問一答>

 -日本の次期HC候補に名前が挙がっている

 ジョーンズ監督

 日本のラグビーには大きな可能性があると感じる。会社とも話さなければならないが、もし私に話が来たら真剣に考えたい。私は96年から日本ラグビーに関わっている。代表レベルが強くなって欲しいと常に願っていた。

 -日本は19年に自国開催のW杯がある

 ジョーンズ監督

 チームとして成功するには、ビジョンを持っていなくてはいけない。15年W杯を経験した選手の半分が、(日本開催の)19年大会に残ることが理想だ。

 -世界のトップと渡り合うには

 ジョーンズ監督

 ラグビーで世界最高の国はニュージーランド(NZ)。みんなNZのスタイルは分かっている。若い選手もNZ代表になりたいなら、どういう技術が必要か分かっている。日本も同様だ。代表になるために必要なものを、みんなが理解できるようなチームをつくらなくてはいけない。