フィギュアスケートの元世界女王で、4月に第1子となる女児を出産していた安藤美姫(25=新横浜プリンスクラブ)は3日、関係者、報道機関に対して声明を発表し、「愛娘の父につきましては、私の考えで、氏名をお知らせすることは控えさせていただきたいと思います」とコメントした。1日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」で出産を衝撃告白したが、父親については言及していなかった。

 結婚はしていないが、相手男性は日本人の元フィギュア選手で、「どうか、私の気持ちを御理解いただき、静かに見守っていただけたらと思います」ともつづった。ソチ五輪を目指して3季ぶりに復帰する今季での引退を表明している。五輪代表選考会は12月の全日本選手権。予選の関東選手権(10月11~14日、埼玉)が第1関門となる。「愛娘との時間を大切にしながら」、ママさんスケーターが新たな地平を開く。