全日本柔道連盟の山下泰裕常務理事(57)が14日、暴力根絶への覚悟を口にした。山下氏はこの日、自身が理事長を務めるNPO法人「柔道教育ソリダリティー」が都内で開いたパネルディスカッションに出席。全柔連の暴力根絶プロジェクトリーダー就任が志願だったことを明かし「暴力を完全になくすには、相当な覚悟が必要。江戸から明治に変わるのと同じくらい、大変なこと」と話した。パネルディスカッションには同プロジェクトの友添秀則氏(56=早大教授)菊幸一氏(56=筑波大教授)らが参加し意見を交換した。